皆さま、アロハ!
変わりなく健やかにお過ごしでしょうか。
写真の植物、何かおわかりですか?
これはʻĀlula(アルラ)という植物で、モロカイ島とカウアイ島でのみみられるハワイ固有種です。
一時は絶滅したと思われていたのですが、カウアイ島のナパリ・コーストで植物学者によって見つけられて、今はナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデンの希少種保存チームによって、養育されて数が増えつつあります。
写真は、上からとっているものなのですが、横から見ると、野球のバットの上にキャベツが乗ったような、そんな形をしています。
ウィキペディアの写真をご覧くださいね。

とにかく、このアルラ、集団でうわっている様子など見ますと、なんだか妖精のようで今にも歩き出しそうな、ちょっと可愛らしい植物なのです。
葉っぱの部分は、とってもやわらかそうで、きっと食べたら美味しそうな(食べられないと思いますが)。
上の写真のように、可愛らしい花が咲きます。
このアルラを見に行きたいがために、カウアイ島の北にあるリマフリ・ガーデンによく行きます。
2年前の大洪水で、ずいぶん水に流れてしまったようで数が減っているのですが、でもだんだんまた復活するでしょう。
なんだかね、このアルラを見ていると勇気が湧いてきます。
自分の調子が悪いときでも、アルラの健気な様子をみてると、あー頑張らないとなーと思ったりします。
そして、何があっても大丈夫だよ、ととっても力強い後押しがもらえる気がするのです。
だからちょっと元気がないな、というときにアルラのことを考えてみます。
植物はその存在が「希望」ですね。
じっとそこにいてあるがままに生きている姿に、生きる理想のようなものを見ることができます。
動き回れる動物のほうが、どれだけ愚かな行動をしているか・・・。
今日は、雨が多い1日だったので、植物たちにとっての栄養補給の日だったな、と、そんなふうにも思いました。
ありがとう、植物の兄弟たち。
明日からも頑張ろう。
皆さんも良い1日をお過ごしください。
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